この記事では練習中にありがちなミスと、そのミスに対しての対応方法を学んでいただけます。とくに、
・回転の見極め方がわからない
・切れてるから切れてないかわからない
・相手を見てても切られたかどうかわからない
・そもそも相手を見れていない
など色んな方がいると思いますが色々なパターン別に解説をしていきますので、あとは練習で実行してみましょう。
回転の見極め方は1つじゃない
回転を見極めるには
①相手のラケットの面の角度で判断する
②相手のスイングで判断する
③ボールのマークが見えるかどうかで判断する
④自分が何をしたかによって変わる
⑤ミスから分析する
などたくさんありますが、今回は5つについて解説します。
面の角度で判断する
例えば相手がサーブの場合、
ラケット面が上を向いている=下回転
ラケット面が少し斜め前になっている=切れてない(ナックル)
と言った予想ができます。
スイングで判断する
例えば相手がドライブをかけてきた場合、
スイングが早ければ=かかっている
スイングが遅ければ=かかっていない
と予想できますね。ラケットに軽く当たっただけなのに強烈なスピンがかかるということはありません。
ボールのマークで判断する
ボールのマークで判断するには速いボールは判断が難しいですが、比較的ゆっくりくるツッツキやカット、粒高で止められたボールなどは判断ができます。
ボールのマークが見える=遅く回転してるので回転がゆるい
ボールのマークが見えない=速く回転してるので回転が強い
という予測ができます。
自分が何をしたかによって変わる
初心者のうちは自分のサーブが切れてないのに、3球目攻撃の時にやたら下から持ち上げてオーバーするということがよくあります。相手のレベルにもよりますが、相手が自分と同じくらいのレベルなのであれば、
自分が切れてないサーブをだす→相手のツッツキもきれてない→思い切り下から持ち上げてオーバーミス というのはよくあるパターンです。
切れてないボールを切って返すというのはある程度感覚がないと難しい技術なので、初心者のうちはそんなに切って返せる人はなかなかいません。
逆に自分が切ったサーブを出す→相手のツッツキもある程度切れやすい ということになります。
なので相手の打ち方を見るのも大事ですが、自分が何をするかによってある程度予想を立てることが可能です。逆に言うと、上級者ほど相手の予想を裏切ることをしてきます。
ミスから分析する
例えば
ツッツキが浮いてしまってオーバーした→相手の球が切れてなかった
ツッツキしたらネットに直撃した→相手の球が切れていた
と分析ができます。とくに相手のサーブに対応できない人などは、どういうミスをしたかによって、次のレシーブの時にやることを準備しておくのも大事です。初心者の方でサーブを何種類も持ってる人はあまりいないので次はこうしよう!と決めておくのも1つの手です。
まとめ
大事なのはこれをしたら回転が見極められるといった絶対的なものはなくて、色んな要素を複合して判断することです。と言ったら簡単そうなんですが、いざ実際にやってみると難しいものです。私も小学2年生のときに卓球を初めて見た時は相手のラケットにボールをぶつけたら点が取れるんだと思ってました。
誰しもが初心者からスタートしますので大丈夫です。
無意識で判断できるまで根気強く練習を繰り返し行いましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。