卓球のコツ【初心者〜中級者】引かないで、もっと引いて

今回の記事はレッスン中によくあるミスについて解説していきます。

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引かないで、もっと引いて

この言葉だけを聞いて、あ〜あれね!とわかってしまった方はこの記事を見る必要はないかもしれません。

例えば、

速い球に対してバックスイングを大きく引いてしまう(引かないで)→間に合わなかったり、強くあたりすぎてオーバーミス

遅いたまに対して全然バックスイングを取れていない(もっと引いて!の状態)→タイミングが早すぎて突っ込む、強く打てなくて相手に打ち返される

バックスイング引くのか、引かないのか

これを意識するだけでだいぶプレーは変わると思います。そして、ミスをした時に分析ですね。はい、ずばり私の書いた記事には何度も出てくる言葉です。そして今後も使っていきます。(何の宣言??)

分析とは

“物事をいくつかの要素に分け、その要素・成分・構成などを細かい点まではっきりさせること”

です。逆に言うと分析ができていないということは「なんとなくプレーをしている」、「一応考えてはいるけど、考えが浅い」といった感じでしょうか。

試合中にノーミスなんてことはありえませんので、何かしらのミスをします。どうやって点を取るかと同じくらいに、どうやったらミスが減るかを考えることがすごく重要です。

さっきのミスはバックスイングは小さくした方が良かったなと自分で振り返って、次に同じような場面に出くわした時に行動できるように準備をしておきましょう。

引く、引かないの基準

基本的に速いスピードの球に対しては引かない。ラケットを前の方に置いておきます。

逆に遅い球に対しては時間がある分引いて打球した方がタイミングも合いますし強く打てます。

卓球では色んな要素が加わってきますので、単に球のスピードだけではなく、例えば自分のポジションや姿勢によっても変わってきます。

ポジションで言うと台からかなり離れていたとすると、ゆるめの球がきても時間的には余裕がなかったりします。この場合はバックスイングを大きく取ってしまうと間に合わなかったりします。

同じように、ゆるい球がきた時に自分の姿勢が崩れていると(動かされた後など特に)、体勢を立て直すのに時間がかかりますので、バックスイングを大きく取ってしまうと間に合わなくなる可能性があります。

ということはさらに判断するというのがすごく大事です。初めは考えながらになりますので、なかなか難しいかもしれませんが、引くのか、引かないのかを体が勝手に反応するレベルまで練習を継続することですね。みなさま聞いたことがあると思いますが、何事も習慣にするには3週間〜3ヶ月くらいかかります。すぐにはできないということです。なのでできなくても大丈夫。というかできないのが普通です。なので、身につけるには日々の練習でコツコツ努力するのが1番です。

まとめ

・引くか引かないかを判断する

・引いた方が良かったか、引かない方が良かったか分析する。

・しっかり分析をしたら、同じような場面を習慣になるまで繰り返す。

以上になります。継続って大事ですね。

最近メキメキと目に見えてレベルアップしているお客様が多いので、教える側の立場としてはすごく嬉しいです。コーチ陣も、もっと良い伝え方、練習の仕方がないか日々改善していきます。お客様も、この記事に辿り着いてくださった方も含めて、みなさまと一緒に成長して行きたいと思っております。最後までご覧いただきありがとうございます。

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