前回part①は「自滅をしないこと」でしたが今回は「パターン分析」です。パターンがわかれば自滅も減っていくはずです。
パターン分析とは?
例えば相手のバックに短く下回転を出したら大体切って返してくるなとか、この人はいつもあまり切らずに入れてくるだけだなというパターンを分析することです。
切ってくる人の場合は無理に攻撃しようとせずツッツキで粘るとか、
入れてくるだけの人の場合は予測して3球目攻撃できるように準備をしておくとか、
絶対こうくる!ではなく、
・こうくる可能性が高いな
・だから次はこうしよう
といった感じである程度相手のパターンが同じ場合は予測を立てることが可能です。
逆に色んなことをやってくる人の場合は予測がしづらいのでその時その時で対処しないといけません。もしくは相手が色々やってこないコースに出したり、回転の変化をつけて、パターンを限定させるのも有効です。
パターン分析ができれば戦術がわかる
例えば相手のフォアにツッツキをしたら、
①ループドライブで高いけど確実に入れてくる
②ミスも多いけどとにかく打ち込んでくる
といったタイプの人と対戦した場合、
①のループドライブで高いけど確実に入れてくる人と対戦するなら
ループドライブを狙って攻撃するといった戦術が考えられます。さらにラリー中は相手は強打がないのできつくツッツキを送る必要もありません。相手は強打してこないのに、打たれるかもしれないからツッツキをきつく入れておこう!となると自滅に繋がってしまいます。それよりはツッツキを軽く入れておいて、相手にループさせてそれを攻撃する準備をしておいた方がよっぽど得点につながります。
②のミスも多いけどとにかく打ち込んでくる人と対戦する場合は、
・打ちミスを誘えるようにツッツキを切って返す
・打たれるのが嫌なら打たせないようにコースを狙って返す
といった戦術が考えられます。相手がなんでもかんでも打ち込んでくるけどあまり入っていないなと思ったら相手に打たして自滅してもらえればOKです。5本中2本しか入らない(確率40%)なら、打ち込まれて2点とられても実際は3ー2でリードできるので打たした方が得策です。ある意味打ち込まれた2本は捨てるといった考えで割り切った方がいいです。
それでも打たれるのが精神的に嫌だ!といった方は相手に打たせないようにコースを狙ってツッツキを返す必要があります。
といった感じで相手のパターンを分析して戦術を変えることができれば勝ちにつながりやすくなります。
パターンを分析しにくい相手の方がやりづらいと思いますが、逆に言うと相手に自分のパターンを読ませないということも重要ですので頭に入れておくといいと思います。
とにかく、相手のパターンを分析したり、ミスの原因を分析したり、分析が鍵です。少しでもみなさんの参考になれば良いと思いますので、他の記事も読んで勉強していただければ幸いです。